ハッシュマップ
ベクタ型が値を整数のインデックスで保持するのに対し、HashMap
ではキーで保持します。HashMap
のキーはブーリアン、整数、文字列等のEq
とHash
トレイトを保持する型なら何でもOKです。次のセクションでより詳しく見ていきます。
ベクタ型と同様、伸長可能ですが、HashMap
の場合さらに、スペースが余っているときには小さくすることも可能です。HashMap
を一定の容量のエリアに作成するときはHashMap::with_capacity(uint)
を、デフォルトの容量で作成するときはHashMap::new()
を用います。後者が推奨されています。
ハッシングやハッシュマップ(ハッシュテーブルと呼ばれることもあります)の仕組みについて、より詳しく知りたい場合はWikipediaのハッシュテーブルのページを見てください。